ポンピングロス☆
- 2009/02/23 23:40
- カテゴリー：雑記
今回はポンピングロスについて！
なんともこのポップな名前。これは、
燃費にも大きく関わってくる、
エンジンが空気を吸込む時の抵抗です。
（エンジン内部抵抗（つまり悪い因子）の約３０％にも）
ですが、
このエンジンの抵抗もアクセルをうまく使えば低くする事ができます。
仕組みはアクセルを踏む時に、（一般的なガソリンエンジンでは）
エアクリーナーからシリンダーまでを繋ぐ吸気管内に、
スロットルバルブという絞り弁が
連動するようになっている事からきます。
つまーーり、
アクセルの踏み具合や、エンジン回転数が変化すると、
アクセル開度が小さい時、
負圧が高くなり（ポンピングロス大）
アクセルを踏むと急激に負圧が低く（ポンピングロス小）に。
エンジン回転数が高い程、
吸い込もうとする空気量が多くなるので、
負圧が高くなるという仕組みです。
ややこしいかと思いますが、
結局何が言いたいかと言えば、
加速時は、負圧（ポンピングロス）をなるべく下げるよう、
アクセルをある程度まで踏み込むといいという話です。
が、もちろん急にアクセルを踏むと、
車にのっているコンピュータが
急加速が必要と判断してしまい
燃費は悪くなってしまいます。
そうならない範囲でゆっくり加速する事が大事なのです。
そんな範囲で話をすると、
加速時は早めにシフトアップして
エンジン回転を下げるのが良いです。
（同じアクセル開度でも負圧が低くなり、
ベストな負圧を保ったまま、加速することができる）
反対に、力強い加速が必要な時（登り坂など）では、
シフトダウンするかシフトアップを遅くし
エンジン回転数を上げれば、
良い負圧で加速することができるという事です。
と、
ここまで長々しく
話した負圧の話ですが‥
やはり車それぞれに
あった加速時期があるので、
燃費向上と、より面白く走れる様、
燃費計と負圧計を付けてみるのもいいと思います。
なかなか
小さな話！
なのでした～
