最近寒いですよね~>< という事で今回は意外と知られていない 寒い時にはシフトが勝手にローに入ってしまうという事について~
昔の車だけでなく最近の車でも外車でも設定されているんですよ。
走り始める時には必ず水温計はCになっていますよね。 コールドでまだエンジンオイルが各部にいきわたってない状態なのです。
この針がCから一つ目の目盛りを抜け出すとだいたい50~60℃です。 エンジンのために一番よい温度とされているのは水温計がちょうど真ん中80℃前後なので このくらいになったら走りだすのが目安になると思います。
最近の車やバイクは改善されてきてるから暖機運転はいらないと言われたりもしてますが インジェクション機能を搭載したものでも 暖機はキャブを暖めるためだけに行うものではないのです。
エンジンをかける前はオイルも下に溜まったままで、 各部へ行き渡るまでには数分時間がかかることもあるのです。
つまりオイルが行き渡らないと(暖気運転をしない)とエンジン各部の摩耗が増えますし 潤滑油の温度が低いとコンロッドの噴出口から出ていく量が減少することもあり 油膜ができないまま負荷をかけてしまうことになってしまうのです。
信じるものは救われる! やらないよりかはやった方が絶対に良いので エンジンかけてすぐの高回転の走り出しはなるべく避けることをお勧めしてます。
と!!! この事は知っていて、空吹かしを何度もして早く暖っためようと、ブンブン回している人を時々見かけますが、 これはアイドリング以上の回転など色々と関係してきますので注意が必要です。
寒い時期、急にエンストした場合などは慌てずこうした事も思い出してくださればと思います。 ではでは