トルク ややこしい話です++
- 2009/04/29 23:27
- カテゴリー:雑記
今日の話は…
とるく!!
トルクとは簡単に言えば、
回転軸を回転させる力なんですよ。
って言っても
車のトルクをそう理解できる人は少ないと思います。
って事で、今回は少~しだけ
詳しくトルクの話を!
例えば、同じようなトルクを出せるエンジンの場合、
①10000回転までまわるが8000回転からは回転の延び悪いエンジンと、
②9000回転まで一気に回るエンジンでは、
②の方が速いエンジンと言えますが、
①の方が出力は高いと言えます。
(更に、ギヤで変換されたトルク(駆動力などと言う)が負けてれば、
ここでの
最高出力が大きい車でも、
加速するための仕事ができず、失速してしまいます。)
出力という言葉が出てきましたが、
出力とは、
タイヤの回転軸からどんな時にスピードをどれくらい伝えられるか、
などという事が言えます。
まあ、簡単ですが、
トルクが高い方がいいとも限らないという事なんですよね。
(高いギヤの余裕駆動力が、
低いギヤの余裕駆動力を上回るまでは
低いギヤで引っ張る方が有利という事)
ギアの話をはさむと、
ディーゼル車(できればマニュアル車)を運転すると
トルクがある事が分かるんです。
例えば坂道での渋滞なんかです。
軽い坂だったら、1速か2速に入れておけば、
クラッチを離した状態でもエンストせずにゆっくりと前に進みますよね。
これはディーゼルエンジンの方が、低回転でも
トルク(=力)が高いという事からきています。
そしてこのトルクは、「重さ×距離」とも言われる事があるんですが、
動かせる重さと距離は=馬力ともいえます。
難しくなってきたでしょう^^??
ここからなんですよね、
例えばスポーツカーとの話なんですが。
これは低回転でなくても、
馬力で言えばスポーツカーの方があるんですよね。
馬力は、特に低回転域でのトルクが不足していると、
常にエンジンを回してないと、
キビキビと走ってくれないことになります。
だから街乗りなんかではトルクが太い(低回転での域が多い)と、
乗りやすいんです。
それとエンジンの性能を表すものに、
最高出力だけが使われていないのは、
トルクカーブやレスポンストルクと出力の関係がでてくるからなんです。
という事で次回は…その話を!!