リコールの発生
- 2021/11/25 14:20
- カテゴリー:雑記
そういえばな話。
テーブルを自前で作ったりしている間に、
タント(型式LA600)にリコールが発生し、
イシダイ屋で売らせてもらった
お客様のところにもお葉書が。
ということで、
この整備はダイハツへ出して
無事、終わっているのですが、
こぼれ話しを少しだけ…
今まで、いわゆるDラーは、
民間の車屋に比べて、細かな整備や
相談は難しく、
かつスケジュールがめいっぱいの時間で動く
整備士の現場には余裕がなく、
民間のイシダイ屋からすると、
なによりも、
なんてお高い整備費用なんだあああ!
と、
ただただ敵としか思っていませんでした。
(なんなら今も少しは思っている)
けれども、
最近は、リコールに関しては、
まあ、まあ…
Dラーのお陰と言えるなあ、と考え方が変わってきました。
なぜなら、
リコールに繋がるまでの間、
Dラーでは、
リコールになりそうな気がするといった、
車の不具合を
記録する制度っていうのかな、現場のメカニックが
作業時間に追われながらも書き留めてくれている
その仕組みがあります。
それは、詳しく書きますと、
どういう仕組みでリコールの対象が決まるのか?
という、その流れを知ると、わかってきます↓
クルマの不具合に関する情報として、
JAF等の関係機関や、自動車メーカー
装置(部品)メーカーによる自社調査
や、報告などにより、情報がたまります。
またこの他にも、365日24時間受付している
国の”自動車不具合ホットライン”へ寄せられる
ユーザーの声などが、
国土交通省・自動車局・審査リコール課に届くようになっています。
そして、その一部は
国土交通省で精査された情報をもとに、
技術検証を実施する。
そうした裏付けを経て、
国土交通省は自動車メーカー・装置(部品)メーカーに対して
リコール勧告や命令を出します。
この仕組みの中に、Dラーもその業務を担い、
メカニックがおかしいな?と思ったことを
書きとめ、それが、件数に変わり、
その声により、
この制度が成り立っている現状があるといえるのです。
というね。
ありがたい…!
民間の車屋からの
同じ業界にいる方々へのエール。な、
話しなのでしたー