CVTについて(他トルコン)
- 2014/09/20 11:07
- カテゴリー:整備
と!いうことで、
前回からの続きで
今回はトランスミッションの話なのです。
トランスミッションは車が低速走行や高速走行などした時や
バックした時にトルクが必要になりますよね、
高速回転、駆動輪の回転方法を逆転するなど
組み合わせることができる仕組みです。
そしてそしてミッションはATとMT
がありますよね。
MTミッションの中に
選択しゅう動式
常時かみ合い式
があり、
ATミッションの中に
遊星ギヤ式
常時かみ合い式
金属ベルト式(CVT)
⇒金属のリング使用。ベルト式とトロイダル式がある。
(主流はスチールベルトでややこしい?)
があります。
で、でた~ wwwwwwwww
CVT!
ATトランスミッションでは
①トルク、コンバーター(変換機)
②プラネタリ、ギア、ユニット
③油圧制御装置
の3つの部分が有り、
この①トルコンは
羽根車をセットしてオイルを満たし、
エンジンの動力によって
回転するポンプ羽根車でオイルの流れを作って
(動力の滑り発生)
タービン羽根車を回すという構造です。
これにより
無段変速でき、クラッチペダルが不要になり
車の速度によって
ギヤ、シフト操作が無くなるので
運転によゆーができるという仕組みになっています。
つまり、ATやMTに有った
変速用のギア(歯車)
を使用せず、
スチールベルトと2つのプーリ(滑車)を使って
段階的に制御を行ないます。
つまりギアの切り替えが必要なく、
CVT=なめらかな走り
になるのです。
そして、低速でガタガタと振動してしまう症状がある場合
CVTのオイル交換が必要な時期かも
と考えることができるのです。
それとそうそう、
燃費向上ワンポイント!としては、
踏みこむアクセルを放すことで、
車はスピードとエンジンの回転が落ちるようになっています。
これが、ペダルを踏まない
“エンジンブレーキ”です。
“エンジンブレーキ”は
ギアをシフトダウンすることでも同じ意味で、
回転が抑制され制動力が働き
「エンジンブレーキをかける」と言われますが、
このエンジンブレーキをかけることで
(ここで言う“アクセルを離すだけ”で!)
コンピューター制御が働き、燃料カットの指令になります。
なので、エンジンは動いているけど、
燃料はエンジンに配給されない(燃料カット)
の状態になるのです。
CVTはこの燃料カットがATよりも低い速度まで
実行できるので、
信号の多い日本には向いているのです。
ちなみにちなみに、CVTは③油圧(制御装置)
回路も重要なのですが、
この油圧を低くしようと頑張ったのがHondaさんです。
1999年登場のインサイトから新しい油圧制御を採用し、
FITやモビリオ(初期のものはホンダマチックとゆー)
あたらしいと車種だとNシリーズか。
んー書ききれないな。
#整備士にいーはなる⑨